前回の記事で、「ケアレスミス = 間違いが見つけられない」原因の一つとして「思い込みが激しい」ということをあげました。
思い込みが激しいって、どんな感じ?
ケアレスミス対策にのりだして数日後のある日。まさに、「そーゆーとこだよ! 思い込みが激しいって!」って出来事があったのです。
今日は、そんなケアレスミスの現場を覗いてみたいと思います。
さて、見直ししても ミスを見つけられない息子ですが・・。
自分ではミスはないと「自信満々の英単語の練習」の宿題。
母が数秒みただけで、壊滅的にミスだらけ・・。
母 :もう一度、みなおしてごらん。
息子:えー、いくら見ても間違いはないよ。
どこだか、ヒントちょうだい。間違いを見つけられないよ。
母 :え゛・・。派手に間違えてるよ。
上から、順番にみてごらん。
息子:この3行は、間違いないって信じてるから。
(ビビった。間違い、そこなんですけどー!)
母 :なんで?
息子:三文字しかないから。
いちお、ここ3度くらいみたけど、まずまず間違いない!
母 :うらに見本が書いてあるでしょ? よく見比べて。
息子:おれは信じてる。自分のことを!
母 :いや、信じても駄目だから。
(じっと見比べること数秒・・。)
息子:ふふふ。 思わず息子の顔がニヤける。
母 :見つかりましたよね?
息子:えー。おれ、これ朝から 30分〜1時間かけてやったんだよ。
悲しいかなADHD系息子よ。思い込みって恐ろしいね。
あってるハズのメガネを外して、間違い探してしてくださいね。
そうやって、自分のミスのパターンを知ってくれ。
【今回の現象】
そもそも、お手本部分を写し間違えていたので 以下、複数回 練習した英単語は全滅。
ex. 体育館 = gym
- 三文字の単語、息子が書くと・・ gmy (無理矢理よむと、ジミィ? 誰ですか?)
見本を写し間違えたので、間違えた見本を見ながら 以下 gmy, gmy, gmy・・・
ジミィがたくさん練習してある。意味ない。勉強になってない(汗)
頑張って練習してくれたようだが、時間の無駄。。
小学生の漢字の宿題ときもそうだったね。 ADHD系息子にとって 「この複数回かかせるという旧式の学習」は非常に合わない・・。
そばで、母が見守らないと 間違えた漢字を永遠と練習している恐怖の宿題。。
- 話をもどすと、英単語については
その他にも、ea, ae を間違える、 ” r ” が抜けるなどのケアレスミスもある。
また、同じ単語を一行に何度もかいているうちに、進化していき行末にくるころには別の単語になっていることが、よく発生する・・。
(創作単語とかいらないし。 進化すべきは、おまえだ。。)
- そして、日本語のケアレスミスまでも。
漢字が苦手な息子。画数の多い、漢字を書くのがめんどくさいのだ。
そして、ひらがなで書くとこうなる。
gym = 「たいくかん」 ➣ ブッブー! 間違い。
母 :それを書くなら、「たいいくかん」でしょ。
あんた、ひらがな で書いて間違えるって、かなり恥ずかしいよ。
息子:これ無理でしょ。 お手本をかき間違えてる。
これは仕方ない。 (お手本をミスったので、以下 全滅なのは仕方がない と言っている)
母 :いや、仕方なくねーし。
母と息子の不毛なやり取りが続く・・
現在は、習慣づくまでと 母とのダブルチェックにより 母がミスを指摘しています。
自分のミスしやすいところを把握して そこに注意を向けることで、以前に比べて 少し自分で気づいて間違いを正すことができるようになりつつあります。
それでも、日にちをあけると元に戻ってしまうので、勉強はコツコツ繰り返しが大切です。
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