場面緘黙 専門医と練習方法をきめる | さいんぽすと★3人の子供から学ぶ、ぱすてるママの子育て情報発信!

場面緘黙 専門医と練習方法をきめる

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場面緘黙の専門医に、オンラインで相談をはじめました。
ということで、初回から約1か月後の 8月12日、2回目の面談。

次男を先生に引き合わせます。
本人の抵抗がなければ、初回から本人も同席するのもありとの話でしたが。

話せるようにはなりたいけれど、
初回から面談にでるのは「めんどくさ~い」(緊張の裏返しなのかはわかりません) と言われ・・。
次男は2回目から参加となりました。

めんどくさいだけ (のような気がする。母からみると) なら、一回ですませてくれ・・。
と思いましたが、そこは緘黙児なので無理強いは禁物かと踏みとどまります。

初回の説明でも言われましたが、
本人の意志「話せるようになりたい」との気持ちが大切とのことなので。
「勉強も一緒。無理強いしても結果は伸びず」ですよね。

初回の面談では、おもに以下のことをお話しました。

  • 成育歴について伝える
  • 先生の説明をうける
    1. 緘黙は練習すれば話せるようになること
    2. 本人の意志が大切なこと
    3. 今後、どのように進めていくか

そして、迎えた2回目の面談次男 高木先生に初対面です。
Zoomでの対話なので、双方の姿はモニターで確認できます。

母はまっすぐモニター越しの先生の顔をみて話しますが、次男は終始やや下向き

緘黙児なんで、まっすぐ前なんてみません(笑)
でも、いちおモニターには映ってくれています。
映るのも苦手な子は、もちろん配慮してくれます。

高木先生は「〇〇くんかな? はじめてだね。」と軽く次男にあいさつし、話をすすめていきます。

高木先生は、わりと淡々した印象をうける感じの方なので、
ともするとそっけなくも見えがち (初対面の母の印象) ですが、「そのほうが何気に緘黙児の次男には接しやすいのかもしれないな。」と思いました。

というのも、視線を感じたり注目されると緊張する次男 (それが緘黙児) ですので。

オンラインといえど、目をみながら「表情豊かにという方」だと逆に緊張するんじゃないのかな?という母の感覚です。

とはいえ、先生と母は2回目ですし、今日は子どももいるので、いくらか今日の雰囲気のほうが柔らかく感じました。もしかして、前回は初対面だから先生も緊張したのかな? 表情からは読み取れませんが(笑) 

でも、zoom の背景は 先生のイメージと相反して (失礼だな。すみません。) 可愛らしい背景なんです。
これも、緊張を和らげる配慮ですよね。

さて、2回目の面談は。

「どのように練習していくか?」というのが本日のテーマです。

はじめに、長期目標、短期目標のゴール設定を行い。
「いつ、どこで、誰と、どのように?」 練習を行うか、色々な練習方法を提示され。
本人と母と相談しながら選択していきます。

ある程度、練習方法が固まると、その選択した練習方法が妥当かどうか?
高木先生よりチェックをされ、
問題なければ「その方法で練習してみましょう!」との宿題をさずかりました。

次男の場合は、学校の先生と少しずつ練習をしていくこととなりました。
1:1 の練習からはじめて、うまくいけば少しずつ話せる人を増やしていくようです。

夏休みが明けて、学校の先生に練習をお願いし、
その経過報告を高木先生へフィードバック。その後の方針がきまります。

ちなみに、学校の先生には 高木先生との 1回目の面談のあと、
「学校で、先生と話す練習は可能か?」との打診済み。
(今の中学の相談員の先生はとても熱心で理解のある先生で、快く引き受けてくれました。)
練習環境を調整してくれるとの回答をとりつけてあります。

そんな意味でも、「中学の義務教育のうちに高木先生の存在を知れてよかったな」
と改めて想いました。

高校になると、昔に比べれば 発達凸凹児童への配慮は浸透しつつあるようですが、
学校により対応はまちまちでしょうし。
なにせ、母が学校にお願いにあがるにしても学校が遠いし、
気軽にお願いできないよなぁ~と思います。

入学前から学校の先生に相談しにいって関係を築いておくことも大切ですね。

次回は、夏休み明け。学校にお願いにあがります。

つづく・・

           
     

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